リボ払いには「元利定額」と「元金定額」があるけど、金利手数料が少ないのはどっち?

クレジットカードのリボ払いの返済方法には「元利定額」と「元金定額」の2種類あります。

「元利定額」は「残高スライド方式」、「元金定額」は「定額リボルビング方式」とも言います。

簡単に説明すると、月々の支払額が1万円の場合、1万円の支払いに利息を含むものが「元利定額」、1万円の支払いに利息をプラスしたものが「元金定額」です。

「元利定額」と「元金定額」

「元利定額(残高スライド方式)」と「元金定額(定額リボルビング方式)」とでは、どちらが支払う金利手数料は少なくて済むのでしょうか?

元利定額(残高スライド方式)の場合

元利定額の場合、月々の支払額に利息が含まれます。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払いが1万円のリボ払いにした場合の返済は以下のようになります。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払額1万円のリボ払い(元利定額)にした場合
支払い回数 支払残高 元本 利息 月々の支払額
1回 100000円 8750円 1250円 10000円
2回 91250円 8860円 1140円 10000円
3回 82390円 8971円 1029円 10000円
4回 73419円 9083円 917円 10000円
5回 64336円 9196円 804円 10000円
6回 55140円 9311円 689円 10000円
7回 45829円 9428円 572円 10000円
8回 36401円 9545円 455円 10000円
9回 26856円 9665円 335円 10000円
10回 17191円 9786円 214円 10000円
11回 7405円 7313円 92円 7405円
合計 0円 99908円 7497円 107405円

元利定額の場合の総支払額は10万7497円になります。

元金定額(定額リボルビング方式)の場合

元金定額の場合、月々の支払額に利息がプラスされます。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払いが1万円のリボ払いにした場合の返済は以下のようになります。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払額1万円のリボ払い(元金定額)にした場合
支払い回数 支払残高 元本 利息 月々の支払額
1回 100000円 10000円 1250円 11250円
2回 90000円 10000円 1125円 11125円
3回 80000円 10000円 1000円 11000円
4回 70000円 10000円 875円 10875円
5回 60000円 10000円 750円 10750円
6回 50000円 10000円 625円 10625円
7回 40000円 10000円 500円 10500円
8回 30000円 10000円 375円 10375円
9回 20000円 10000円 250円 10250円
10回 10000円 10000円 125円 10125円
合計 0円 100000円 6875円 106875円

元金定額の場合の総支払額は10万6875円になります。

金利手数料を減らしたければ「元金定額」を選ぶ

上の例を見てもらえば分かるように、「元利定額」と「元金定額」では「元金定額」の方が金利手数料が少なくなります。

上の例だと10万7497円(元利定額)と10万6875円(元金定額)で622円しか変わりませんが、利用額がもっと大きくなり、月々の支払額がもっと少なくなる長期コースだと、雪だるま式にその差は大きくなります。

どうしてもリボ払いにせざるを得ない場合、自分の使っているクレジットカードが「元利定額」なのか「元金定額」なのかをチェックしておくといいでしょう。

どちらかを選べる場合なら、迷わず金利手数料が少なくて済む「元金定額」を選ぶようにしましょう。